Soixante dix-sept

ヴァンヴの蚤の市で出会ったヴィレロイボッホの小さなプレート
※２枚セットの価格となります

1748年創業の長い歴史をもつ窯はマイセン、ロイヤルコペンハーゲンと並んで世界三大陶磁器メーカーになります。
前2社に比べると比較的普段使いで馴染みがある感じでしょうか。
ヨーロッパではサニタリー系の磁器製品も沢山見かけるメーカーです。

とても長い歴史があるのでこの窯の刻印には色んな町の名前が登場します。
一番最初に構えた窯は現フランスのロレーヌ地方、ドイツとの国境近く。
それ故、領土問題に翻弄されルクセンブルグなどへも窯を移した時期もありました。
元々のボッホ窯と1836年に二コラ・ヴィレロイが統合しVilleroy&Boch窯がドイツに生まれます。
その後、創業者フランソワ・ボッホのひ孫がヴィレロイ家の娘と結婚し1844年にはベルギーのBOCH窯が誕生します。

使い勝手の良い小ぶりな大きさ。
濃紺の花模様が美しく周りにはレリーフ模様も入っています。

気にならない程度ですがインク移りの点が見られます。
1枚に貫入あり（裏面の貫入、ぼんやりシミが目立ちます）
1枚の縁部分に気持ちぼんやりとシミを感じます（裏面からの方が気になる程度で表面はさほど気になりません）
共通して多少のスクラッチ傷が見られます。

写真に撮りきれない小さなチップ、小傷などがある場合もございます。
人手に渡ってきたものですので、古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
当店で販売する商品には経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。

※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。

【購入国】フランス
【製造国】ドイツ
【年代】1874〜1909年
【サイズ】直径　約17.5cm