Soixante dix-sept

パリの蚤の市で出逢った巡礼地のブローチ

帆立貝とマーガレットのブローチ。
フランスでは帆立貝のことをサンジャックといい、スペインからフランスへかけての巡礼の道（コンポステーラ）では巡礼者の目印とされています。

巡礼地である街を訪れると玄関先に帆立貝の殻が飾ってあることがあるのですが、
これは「巡礼者の方を泊めることができますよ」という意味があります。
また巡礼者の背負っているリュックにも帆立貝がぶら下っています。

そんな巡礼の地でお土産物として造られていたブローチ。
貝の中に愛らしいマーガレットが一輪咲いています。

ペイントに若干摩耗が見られます。
花のモチーフは針金で留めているだけなのでくるくる動きます。（着用時は気になりません）

引っ掛けるだけのCクラスプ。

針の状態は悪くはありませんが、古いブローチの針には現在のものより幾分太めのものもございます。
先もそれほど尖ってないものもございますので目の詰まった生地にご利用になる際十分お気を付けくださいませ。

当店で販売する商品は人手に渡ってきたものです。経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。

全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。

【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1900年代初頭
【サイズ】最長　約2m×2.4cm