パリの蚤の市で見つけたバドンヴィレーのカフェオレボウル。
ロレーヌ地方Badonvillerのカフェオレボウル。
柄はバスク地方のチェック柄。
色んな窯から出ていますが、ほとんどがDouche(ドゥシュ)シャワー型の高台。
こちらの窯で良く見られるこの高台は珍しいかも。
こちらはCannele(カヌレ)縦溝のある円柱(お菓子のカヌレもここから)と呼ばれたり、Douille(ドゥイユ)筒、(絞りだし)口金と呼ばれています。
このボルは珍しく、縦溝に加えてギャザーのリム入り。
正に絞り出されたような形が愛らしいです。
「FB32」の刻印
ロレーヌ地方のバドンヴィレーは第二次世界大戦中はドイツの占領下にあった為フランス語の使用が禁止。その為「Badonviller」と刻印することが出来ず「FB」=「Faïence(ファイアンス)Badonviller」の表記になっています。
写真にあるように、口部分にアタリがあります。
内部口部分に小さなチップあり。
その他目立ったシミ、欠けは無く上手く雰囲気が出ているボルです。
人手に渡ってきたものです。古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。
【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1940年代
【サイズ】約Ф12cmxH6.5cm