パリの蚤の市で出逢った手のモチーフのブローチ
手のロマンチックなデザインはヴィクトリア期(19世紀末)頃に流行したもの。
持っているものもお花だったり扇子だったり、手袋をしていたり…と様々。
「友情」や「愛情」を意味しているモチーフとして贈られていたもの。
そして、黒いアクセサリーはヴィクトリア女王が、最愛の夫である夫が亡くなった喪に服する意味でジェット(木の化石)という漆黒のジュエリーを身につけていたことから始まったモーニングジュエリー。
高価なジェットの代用品として使われたのがこちらの樹脂でできたボルカナイトと呼ばれるもの。
こちらは右手がサクランボを携えています。
レースのお袖から伸びる手の薬指には指輪、腕にはパールのブレスレットをしています。
黒色ですが素材上艶もあり、美しい漆黒です。
引っかけるだけのCクラスプ。
一か所レースの袖に欠けあり。
針の金具には錆が見られ、針の根元は修繕されています。(価格に反映しております)
針の止まりがあまり良くないのでシリコンストッパーをお付けします。
目の詰まった生地、白いお洋服への着用には十分お気を付けくださいませ。
当店で販売する商品は人手に渡ってきたものです。
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目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。
全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。
【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】19世紀末
【サイズ】 最長 約6cm