パリの蚤の市で見つけたバドンヴィレーのカフェオレボウル
※カップ用のものですが、ソーサーをお付けします
ロレーヌ地方Badonvillerのカフェオレボウル。
柄はバスク地方のチェック柄。
色んな窯から出ていますが、窯ごとに微妙に色合いやラインの幅が異なります。
ほとんどがDouche(ドゥシュ)と言われるシャワー型の高台ですが、
こちらはCannele(カヌレ)縦溝のある円柱(お菓子のカヌレもここから)と呼ばれたり、
Douille(ドゥイユ)筒、口金(絞り出し)と呼ばれています。
ギャザーのリムが入り、正に絞り出されたような形が愛らしいです。
「FB」の刻印
ロレーヌ地方のバドンヴィレーは第二次世界大戦中はドイツの占領下にあった為フランス語の使用が禁止。
その為「Badonviller」と刻印することが出来ず「FB」=「Faïence(ファイアンス)Badonviller」の表記になっています。
写真にあるように、口部分に極小のアタリあり。
内部に製造過程でできる3点の窯傷あり。
ソーサーのヘリにアタリあり。
その他目立ったシミ、欠けは無く良い状態です。
素材上急激な温度変化は避けてご使用いただきますようお勧め致します。
人手に渡ってきたものです。
古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
当店で販売する商品には経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。
※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。
【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1940年代
【サイズ】ボル 直径約12cm 高さ6.5cm ソーサー 直径約17.5cm