パリの蚤の市で出会ったサルグミンヌの花柄のプレート
18世紀末の創業とされているこの窯ですが当時は英国窯との競争や革命による影響で売りに出されていしまいます。
それを1800年にババリア出身の若きPaul Utzschneiderが譲り受け急速に建て直し、ナポレオン一世も上顧客になるほど品質の良いものを生み出し急成長を遂げました。
1870年代には普仏戦争のためサルグミンヌの街はドイツ領になってしまいますがこの窯はブルゴーニュのディゴワンへと移っていきDigoin/Sarreguemines窯という表記になります。
こちらはまだUtzschneider氏の名前が社名に入っていたU&Cieの時代の刻印。
綺麗な色味で繊細に描かれた花々が愛らしい"LINNEE"シリーズ。
多少のスクラッチ傷は見られますが目立った欠陥はありません。
写真3枚目花の上あたりの縁取りの赤いラインに白い点の様に見えている部分にチップあり。
全体に貫入があります。
写真に撮りきれない小さなチップ、小傷などがある場合もございます。
人手に渡ってきたものですので、古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
当店で販売する商品には経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。
※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。
【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1895〜1900年頃
【サイズ】直径 約21cm