パリの蚤の市で見つけた果物柄のバルボティーヌ皿
バルボティーヌとは…
16世紀のフランスの陶工ベルナール・パリッシーが作成していた花柄・魚・昆虫・爬虫類など自然のモチーフを取り上げた陶器に始まり、その後19世紀に再度脚光を浴び、アールヌーボー期を経て20世紀前半まで流行したもので、『フレンチ・マジョリカ(マヨルカ)』と呼ばれたりしています。
果物、花、野菜がよくモチーフに使われています。
モチーフを型打ちで浮彫りにしているので、立体的になった造形が面白いお品です。
日本ではまだそこまで人気はありませんが、海外ではコレクターがいる人気のお品です。
こちらはサンクレマン窯のもので比較的新しいバルボティーヌです。
可愛らしい果物柄のシリーズでこちらはオレンジの絵柄。
果物の瑞々しさが上手に表現されています。
地の部分にもエンボス加工がされており、ペイントは手作業でされてます。
貫入も無くとても綺麗な状態です。
裏面にテープ跡が数か所あり。(洗いを重ねていただければ落ちてくると思います)
人手に渡ってきたものです。
古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
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【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1970年代
【サイズ】直径約21.5cm