パリの蚤の市で出会ったクレイユモントローのクリームポット
Crème anglaise(カスタードソース) を使ったデザートのための器。
1850年代にロンドンで開催された世界初の万国博覧会を視察したナポレオン三世が刺激を受け、
イギリスをお手本にパリで万博を開催した。
それからしばらくフランスで英国ブームが巻き起こります。
そんな中で比較的簡単につくれるクレーム・アングレーズはブルジョワ階級の家庭でも作れるお菓子として人気がありました。
そういった時代背景があってできたのがこちらのクリームポット。
晩餐会などで使用されていたので基本的には6個くらいプレートの上に並んでいたりします。
クレイユモントローのフローラシリーズ。
白磁に藍色の美しいシリーズ。
ツマミ一つとっても繊細で美しいアイテムです。
眺めて手にするとそのすべての美しさに魅了されます。
A・・・口に欠けあり、内部貫入にシミ Sold out
B・・・蓋に一か所窯傷凹みあり、内部貫入にシミ Sold out
その他目立った欠陥はなく、蓋裏、内部もとてもきれいな状態です。
超えてきた年月を考えると大変稀な良い状態と思います。
人手に渡ってきたものです。
古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
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古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。
※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。
【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1884〜1920年
【サイズ】 高さ 約10cm(蓋ツマミ含む) 横幅最大 約10cm(取っ手含む)