パリ市内の蚤の市で見つけた石膏彫刻のルリケール
ルリケールとは聖遺物入れのこと。
聖遺物とはキリストや聖人の遺品のことを云うらしく彼らが接触したものだそう。
他にも亡くなった人の髪の毛などを綺麗に保管しておくものも見かけます。
ヨーロッパでは聖遺物は奇跡を起こすと考えられています。
手のひらサイズの石膏彫刻がドームガラスに収められています。
羊飼いの少年でしょうか?
木陰で一休みをしているような安らかな表情に惹かれて手にしました。
彫刻の欠けが少し見られます。(逆さにして揺すると数個ころころします)
裏面にカビが見られます。
ガラスがカタカタと言いますが外れることはありません。
全体に黒ずみやガラスにクスミが見られアンティーク感の出ているお品です。
人手に渡ってきたものです。
古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
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【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】19世紀
【サイズ】約5.5cm×4.8cm