リネン専門のマダムに譲ってもらったホームスパンのリネン
Chanvre(大麻)でしっかりと手織りされたリネン。
同じ麻でもLinと呼ばれるものとは異なり、シャンブルの方が強くしっかりした特徴があります。
薄いインディゴ色に染められています。
色が上手に写せておりません。
1枚目は明るく鮮やかに写ってしまっています。
実際はブルーグレーのようなくすんだお色味です。
シンプルですが織でラインが端から60cm位の所に2本ずつ入っています。
上の角にクロスステッチでモノグラムが入っていますが薄くなっています。
耳部分に糸の解れが見られます。(今後解れる様子はありません)
ポコポコとしたネップは手紡ぎ手織りの特徴です。
栽培から、織り布に至るまでを家庭で行う"ホームスパンリネン"
裕福ではない家庭で織られていた為織機は小さく、それ故織り幅は基本的に狭くなります。
第二次世界大戦後にシャンブルは栽培禁止となり現代ではとても希少で上質なリネンになります。
見落としている小さな難があることもございます。
時を経てきた布ですのでご理解いただきますようお願い申し上げます。
当店で販売する商品には経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。
※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。
【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】19世紀中頃
【サイズ】幅約105cm×175cm