パリの蚤の市で見つけたE.Bourgeoisのプレート
1862年にEmile BOURGEOIS氏が開いた"Grand Dépôt"というお店。
イギリスに滞在中にあちらの陶磁器に魅せられ、フランスに広めようと始めたお店だそう。
パリ市内に数店舗展開し、マルセイユにも支店を出している凄腕。
最初はイギリス食器を販売していたのですが、その後品質が上がってきたフランス製も限定モデルで扱いだしています。
1878年のパリ万博にも参加し、85年に銀賞を受賞しています。
1905年に彼がリタイアした後、第二次世界大戦後にお店も閉店となります。
このお店のフランス陶器はとてもセンスが良く自然界を美しく表現しているものが多くみられます。
こちらは田園風景のワンシーンが切り取られて花のブーケに囲まれています。
周りを飛ぶ鳥たちの姿が愛らしいシリーズ。
共通して極わずかなスクラッチ傷は見られますがよい状態です。
A…教会 貫入の目立つ箇所、小さく釉薬のロスあり、裏面に色移りあり 4,000円
B…山小屋 特筆する点なし 4,300円
人手に渡ってきたものですので、古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
写真に撮りきれない小さなチップ、小傷などがある場合もございます。
また貫入があるものは水気の多いものを置いた場合水染みができてしまうことがございます。
当店で販売する商品には経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。
※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。
【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1900年頃
【サイズ】直径 約22.5cm