パリの蚤の市で出会ったボルドー窯の平皿
19世紀の50年間ほどだけ存在していたVieillard Bordeauxという名の窯。
以前前菜皿でご紹介したことがある「ルイ15世」という名のシリーズ。
この窯の始まりは1835年に遡ります。
イギリス人のDavid JOHNSTONが職人をイギリスから引き連れボルドーで工場を立ち上げ美しく洗練されたデザインの陶器を作っていきます。
1845年にDavid JOHNSTONの後を継いだのがJule Vieillard。
その後パリ万博で受賞しさらに知名度を上げていきますが残念ながら1895年には釜は閉鎖しています。
白磁に濃紺の藍色で繊細な植物画が描かれている"LouisXV"シリーズ。
和のテーブルにもしっくりとなじむ一枚です。
目立った欠陥はなく未使用と思われます。
貫入はございます。
時を経て人手に渡ってきたお品です。
水につけると貫入に水シミがでてしまうこともございます。
また説明に記載していない使用による細かい傷、貫入がある場合もございます。
古いものの雰囲気、時を経たものということをご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。
【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】19世紀
【サイズ】直径約23cm