フランス
ジアン窯
Crème anglaise(カスタードソース) を使ったデザートのための器。
1850年代にロンドンで開催された世界初の万国博覧会を視察したナポレオン三世が刺激を受け、
イギリスをお手本にパリで万博を開催した。
それからしばらくフランスで英国ブームが巻き起こります。
そんな中で比較的簡単につくれるクレーム・アングレーズはブルジョワ階級の家庭でも作れるお菓子として人気がありました。
そういった時代背景があってできたのがこちらのクリームポット。
晩餐会などで使用されていたので基本的には6個くらいプレートの上に並んでいたりします。
【年代】1875〜19世紀末
【サイズ】口径約5.6cm 高さ約8.5cm
(各写真の下にタイプの記載があります、スマートフォンの方は一度クリックしてご確認ください)
同じ柄ですがタイプによって正面の柄が異なります
同様の装飾です、Aタイプの写真で参考にしてください
A・・・蓋裏面にチップあり Sold out
B・・・口部分ラインヒビ2カ所、極小チップあり、蓋裏面窯傷凹み、チップあり 9,000円
C・・・持ち手部分窯傷凹み、蓋裏面縁に欠けあり、摘まみ部分青色多め 8,500円
時を経て人手に渡ってきたお品です。
水につけると貫入に水シミがでてしまうこともございます。
また説明に記載していない使用による細かい傷、貫入がある場合もございます。
古いものの雰囲気、時を経たものということをご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。