Soixante dix-sept

ヴァンヴの蚤の市で出会ったブレスレット、ディゼンヌ

ディゼンヌ…
「Dizaine」とはロザリオがブレスレットになったもの。
ロザリオは玉の数が59個、お祈りの際に数の目安にする日本のお数珠と同じ意味合いのもの。
それを10または20の玉でコンパクトに作っているのがこちらのディゼンヌになります。

手作業で作られた白蝶貝の数珠が美しく神聖な色に輝きます。
一つずつ異なった形で味のあるものです。

中央にルルドの聖母マリアの横顔（裏面には百合の花）
小さいメダイにはマリア様とイエズスキリスト。
マリア様の裏面に" Ave Maria"（聖母マリアへの祈祷を指す）の頭文字AM、
キリストの裏面には"Iesum Habemus Socium"（イエスは我らとともにあり）の頭文字IHSのモノグラムが入っています。
ぶら下りのメダイには幼子イエズスを胸に抱くカルメル山の聖母と両サイドに小さく天使たち（裏面は百合の花）

ぶら下りのメダイとチェーンに数か所シルバー刻印（獅子だと思います）あり。

目立った欠陥はありませんが、彫の隅に若干黒ずみあり。

当店で販売する商品は人手に渡ってきたものです。経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。

全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。

【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1900年頃
【サイズ】ブレスレット長さ約19.5cm（ぶら下りモチーフ含まず）