Soixante dix-sept

パリの蚤の市で出会ったフレンチジェットのブローチ

キューピッドの矢のモチーフのフレンチジェット。
多面カッティングがキラキラと綺麗に輝きます。

フレンチジェットとは古代植物が化石化した漆黒の石ジェットを模した黒いガラス。
ヴィクトリア女王が1861年に夫アルバート公を亡くしてから25年間に渡り黒い衣装とジェットで喪に服したことから、当時モーニングジュエリーの素材としてジェットが流行し天然ジェットが不足した為、ガラスなどで製造されるようになったのが始まり。多くがフランスで製造されたので「フレンチジェット」と呼ばれています。

留め具は引っ掛けるCタイプ。
本体と針の間が広い為幅をしっかりとって留めて頂くか厚めの生地にご利用いただくとタランと垂れるのを防げます。
針が太めなので目の詰まった生地にはお気を付けください。

裏面鉄の塗料に剥がれが見られます。
ガラスに目立った欠けなどはありません。

当店で販売する商品は人手に渡ってきたものです。
経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。

全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。

【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】19世紀
【サイズ】　最長　約5.4cm