Soixante dix-sept

南仏の小さなアンティーク店で出会ったアザミのネックレス

立体感のあるアザミの花輪。
リボン部分には「Qui s'y frotte s'y pique」とあり、これは「手出しをする者は刺される」（危険を冒す者は後悔する）という諺。

歴史のお話では…
ナンシーの戦いでロレーヌ地方の独立を守ったルネ2世は、ルイ11世のモットーを受け継ぎ「Ne me touche pas, je pique.」（私に触るな、刺すぞ）という言葉を残します。
この勝利を祝し、ナンシー市は「Qui s'y frotte s'y pique.」をスローガンにすることをロレーヌ公から許可されたのです。このことから現在も刺（とげ）のある植物のアザミが市の紋章となっているのです。

この諺通りにピンピンとしているアザミが緻密に表現されているネックレス。
もしかすると下に下がっているアザミがもう一方にも合ったのかもしれません。（何かが取れたような痕跡有）
個人的にはアシンメトリーな感じで特に気になる感じはありませんが写真でバランスなどご確認ください。

素材はシルバー（モチーフに2つ獅子刻印あり）
シルバークロスで軽く磨いた状態にしております。お好みで磨き上げてくださいませ。

人手に渡ってきたものです。
古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。

当店で販売する商品には経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。

※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はお問い合わせください。追加の写真をご希望の方もご連絡くださいませ。

【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1900年頃
【サイズ】　モチーフ直径　約3.5cm　チェーン長さ約43cm（モチーフ含まず）