Soixante dix-sept

南仏のアンティークフェアで出逢ったサフィレットのパンジーブローチ

サフィレットとは　20世紀初頭チェコ（ヤブロネッツ）で製造された変色ガラス。
見る角度や光によって青、茶、ピンク…など様々な色に映ります。
現在ではその製法は謎に包まれてしまい、再現出来ないガラスと言われています。

シンプルだけど可愛らしい意匠のパンジー。
マットなすりガラスのサフィレットガラスで花びらを表現しています。
中央には美しいカットのクリアなルースが留められています。
厚みのあるまあるいサフィレットの表情がなんとも素敵なブローチです。
すりガラスの質感と幻想的な青色が美しいルースになります。

目立った欠陥はありませんが、所々箔のヨレでサフィレットに薄い影のように映ります。
また針に錆跡が見られます。

引っ掛けるだけのCクラスプ（落下防止のシリコンストッパーをお付けします）

古いブローチの針には現在のものより幾分太めのものもございます。
先もそれほど尖ってないものもございます。
目の詰まった生地にご利用になる際は十分お気を付けくださいませ。

当店で販売する商品は人手に渡ってきたものです。経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、説明以外にも小さな傷や汚れがある場合がございます。
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。

全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。

【購入国】フランス
【製造国】サフィレットガラスはチェコ製
【年代】1900年代初頭
【サイズ】　最長　約2.4cm×2.7cm