Soixante dix-sept

パリの蚤の市で出逢ったロンウィのファイヤンスフィーヌ

1798年から現在も続くLongwy窯は上質なエナメル手彩色で有名な窯。
愛らしいトランスファープリントのものも沢山ありますがやはりこの窯の真髄が垣間見られるものに出会えると嬉しくなります。
質の高い低温焼成のファイアンスフィーヌと呼ばれる陶器に落ち着いた色合いの”菊”が描かれています。

民藝調で日本の生活にもしっくりと馴染む貴重な一枚。
刻印は押印タイプ。

製造過程でできた窯傷（凹み傷や凸など）が何箇所か見られ、裏面縁にアタリあり
貫入はありますが目立った欠けやヒビはなく、スクラッチもほぼ無い艶やかな状態です。

最後の写真は1750〜1867年のファイアンスフィーヌをまとめた書籍から
”La faience fine francaise” Dorothee Guilleme-Brulon

人手に渡ってきたものですので、古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。
写真に撮りきれない小さなチップ、小傷などがある場合もございます。
また貫入があるものは水気の多いものを置いた場合水染みができてしまうことがございます。

当店で販売する商品には経年による劣化や損傷などがある場合がございます。
目立つところはできるだけ商品説明にて記載させていただきますが、
古いモノの特徴として、ご理解とご了承をお願いいたします。

※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。

【製造国】フランス
【購入国】フランス
【年代】1798〜1816年(faïence fine)ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

【 サイズ 】直径　約23.5cm