Soixante dix-sept

赤い小さなブローチ

高価だったブリストルガラスを模したものかなと推測しています
（もしかすると安価なシリーズかもしれません）
実際は写真より透明感のある明るい赤色にもなります

1880年代にイギリスのブリストルで生まれたブリストルガラス（ブルー色が多いです）
アンティークでよく見るタイプはハイジュエリーが多く
パールやダイヤが装飾されたものが多く見られます

こちらはとても小さく装飾にはダイヤモンドの代用品として用いられたマルカジットが使われてます
ルース下に箔があるため、光の加減で陰影ができます
台座の縁も緻密なデザインが施されています
親指の先ほどの大きさですが魅力がぎゅっと詰まっています

台座はシルバーだと思いますが、刻印らしきものがあるもののはっきりと断言はできません
一番小さいマルカジットにアタリが見られます

【製造国】イギリスもしくはフランス
【購入国】フランス
【年代】119世紀
【サイズ】最長約2×1.5cm

引っかけるだけのCクラスプ
気にならない程度の小傷や黒ずみなどあり

古いブローチの針には現在のものより幾分太めのものもございます。
先もそれほど尖ってないものもございます。
目の詰まった生地にご利用になる際は十分お気を付けくださいませ。

時を経て人手に渡ってきたお品です。
説明に記載していない使用による細かい傷がある場合もございます。
古いものの雰囲気、時を経たものということをご理解いただける方にお届けできたらと思います。

※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。