Soixante dix-sept

フランス　
スタンホープレンズのブローチ

愛らしいクローバーの揺れるブローチ
アクアマリン色の透明度のあるルース
中央にはクリアなペーストガラスがちょこん

そして注目すべき部分は一番下のグラス
小さな小さなこのグラスを覗き込むと…
1900年パリ万博の入り口（コンコルド広場に造られていた）が見えます

この不思議なレンズは1857年にRene Dagron（フランスの写真家）がスタンホープレンズを改良し、
顕微鏡などを用いず非常に小さな写真を見ることを可能にしたもの
お土産物などにちょこんと付いていたりします

今回のような愛らしいブローチに付いているのは初見で
とてもともて嬉しい出逢いでした

目立った欠陥はありません
針と台座の間が広いので薄い生地だと前下がりになります


【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1900年頃
【サイズ】最長横幅　約3.5cm　

古いブローチの針には現在のものより幾分太めのものもございます。
先もそれほど尖ってないものもございます。
目の詰まった生地にご利用になる際は十分お気を付けくださいませ。

また説明に記載していない使用による細かい傷、貫入がある場合もございます。
製造過程でできた窯傷の小さな凸などはどのアイテムにも見られます
古いものの雰囲気、時を経たものということをご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。

※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。