Soixante dix-sept

フランス　アブサン用グラス　吹きガラス（カッティング）

パリから小一時間ほどの地方都市で開催される大規模なアンティークフェア。
この分厚いタイプのグラスは以前からのお気に入りなので、見つけるとつい手が伸びてしまいます。吟味していると隣で物色していたおじさまが「それはアブサン用だよ」と教えてくれました。
アブサン用はリキュールタイプのものと思っていたので、この大きさもアブサン用だったんだと新しい発見。

底の厚み、ずっしりとした重み。
吹きガラスの温もりがあるグラスです。
大ぶりなのでワイン用にもご使用いただけます。
（カッティングのないプレーンタイプもございます）

アブサン（仏：absinthe。アブサント、アプサンとも）とは…
薬草系リキュールの一つで、ニガヨモギ、アニス、ウイキョウ等を中心に複数のハーブ、スパイスが主成分である。
安価なアルコールだったために多数の中毒者・犯罪者を出した事でも知られる。
ニガヨモギの香味成分であるツヨンにより幻覚等の向精神作用が引き起こされるとされ、19世紀初頭にフランス（1915年3月17日）を中心にアブサンの製造・流通・販売は禁止されてしまいました。

アブサンといえば、ランボーやヴェルレーヌなどの著名人も好んでいたもの。
私の中では一番最初にこのお酒の存在をしったのはシャーロックホームズの本の中でした。

現在では成分の規制の元、復活していますが、アブサン用グラスの製造は1915年頃で終了してしまってます。

在庫2点→Sold out

人手に渡ってきたものです。古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。

※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。

【製造国】フランス
【購入国】フランス
【年代】19世紀
【サイズ】高さ　約15.5cm　口径　約7.3cm