Soixante dix-sept

パリのアンティークショップで出会ったプチブローチ。

1900年前後のもので、ゴールドで色々なレリーフでデザインされている小さなブローチ。
どのデザインも繊細で、ついつい集めてしまうブローチの一つ。

こちらはFIXという金塗りのもの。
FIXの起源は、BIJOUX FIXという1823年創業のフランスの宝飾店の名前に遡ります。
このお店は、独特の圧延式のゴールドプレート技法を編み出します。こうして生み出されたゴールドプレートは大変な人気を呼び、ビジューフィックスの名は瞬く間にフランス中に広がります。
そしてFIXという名前はそのゴールドプレート技法をそのものを指すようになったのです。
当時の万博でもフィックスジュエリー専門の展示の場が与えられたほどだそう。

立体感のあるレリーフで飾られでいます。
小傷はありますが目立った欠陥はありません。
針に若干の歪みがございます。

※写真3枚目奥の別タイプもございます。

人手に渡ってきたものです。古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。

全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。

【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】1900年代前後
【サイズ】　最長　約2.5cm