Soixante dix-sept

フランス北部の蚤の市で見つけた黒聖母の額縁。

ドーム型のガラスの額。
中の彫刻は硬質な漆喰か石膏と思われます。

お店のマダムにかなり粘って交渉しましたが、「黒聖母はレアだから」の一点張りで譲ってもらえず。この佇まいに諦められず連れ帰ったものです。
良く見ると、顔部分が黒いのです。
N.D.DE HALとあります。
HALはブリュッセル近郊の町でサンチアゴ・デ・コンポステラに向かう巡礼の旅のルートになっています。13世紀から黒マリア崇拝の地とされています。

かなり虫食い跡があります。
後ろの石膏との境目部分にも虫食い穴あり。
念のため防虫剤の処理はしております。


雰囲気を残すため敢えてあまりお掃除はしておりません。
人手に渡ってきたものです。
古いものの雰囲気をご理解いただけるかたにお届けできたらと思います。

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※全ての状態を書き留めるのは困難なため、状態が気になる方はご相談ください。

【購入国】フランス
【製造国】フランス
【年代】19世紀後半
【サイズ】約W9cm×T10cm